日本政府観光局(JNTO)の訪日外国人数のデータによると、2016年3月の中国、台湾、香港など中華圏からの訪日旅行者数は前年度と比べて大幅に増加しました。

また月毎の訪日旅行者数でも、中国と台湾は3月では過去最高数、香港は単月でも最高数を記録しました。

特に中国は前年度比47.3%増の 498,100人!中華圏はもちろん、世界の国の中でも、訪日旅行者数の増加率と人数は圧倒的なNO1です。

今後の増加率はゆるやかになると思われますが、それでもインバウンド集客のターゲットとしては、今後も一番重要視される国です。

中国・台湾・香港の前年度比と人数、および増加要因の詳細については以下のとおりです(JNTO発表資料より)

中国

前年同月比 47.3%増の 498,100人で、3月として過去最高を記録。伸率は前年同月と比べて穏やかになっているものの、クルーズ船寄港数が昨年より増加しており、訪日需要の押し上げに貢献した。

また、2月末の一般消費者向けイベント「第 5回広東ジャパンブランド」への出展をはじめ、桜シーズンの需要を狙った訪日プロモーションも訪日意欲を喚起した。

台湾

前年同月比 18.2%増の 328,400人で、3月として過去最高を記録。増便や格安航空会社(LCC)の就航など日台路線の拡充が花見需要を後押しした他、沖縄へのクルーズ催行も訪日者数を上乗せした。

LCCとの共同広告に加え、2/18から台湾のタレントを起用したテレビ CMの放映を実施したことや、オンラインでの動画拡散などにより日本の露出が増えたことも訪日需要増加に寄与した。

香港

前年同月比 37.3%増の 161,000人で、単月として過去最高を記録。イースター休暇が昨年の 4月から今年は 3月末に動いたことが、3月の訪日需要増加に寄与した。

同市場では、香港中心街を走るバスやトラムへのラッピング広告など、桜を前面に打ち出したビジュアルの使用により、桜シーズンの魅力発信を強化してきた。

これによる露出増加も奏功し、特に日香路線の拡充が進んでいる中国地方や、イースター休暇中に桜の開花が予報されていた九州・四国・関西地方が選好され、訪日者数増加に結びついた。