この3月9日にアリババのインターネット卸売プラットフォーム「1688.com」が開通しました。
下記はChinaPressからの参考記事です。

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2010年3月9日、アリババは「1688プラットフォーム」が無事開通したことを発表した。開通初日のアクセス数は639万人となり、世界最大の日用雑貨市場「義烏」の1ヶ月の客数に相当する。

アリババは従来のalibaba.com.cnを1688.comプラットフォームに昇格し、世界最大規模のオンライン卸売市場を目指している。

1688プラットフォームは、「買い物はTaobao、卸売りは1688」との旗を揚げ、服装、日用雑貨、金属、機械など6,000件以上の業界情報、50万件以上のサプライヤー情報、1億5千万件以上の商品情報などを提供し、B2CサイトのTaobao、オンライン決済サービスのAlipayなどを通じて、電子商取引産業チェーン戦略を実現する。

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ちょっとこれだけでは分かりにくいかも知れませんね。中国語のニュースソースも調べてみましたので、追加説明してみます。

もともとアリババでは、卸売のBtoBマッチングサイト「alibaba.com.cn」を運営していました。ここでの主な収入源は「誠信通」と呼ばれる有料会員からの会費です。

今回この「alibaba.com.cn」に機能追加してアップグレードしたのが「1688.com」です。大きな違いは、マッチングだけでなく、実際の注文から支払いまでこのプラットフォームで行うことができるということです。

またこの「1688.com」では、タオバオモール(淘宝商城)などでも使われている決済サービスのアリペイ(支付宝)で支払うことができるということが非常に大きな意味を持っています。

「1688.com」は企業ユーザ向けなので、アリペイ(支付宝)利用金額も大幅に増え、かなりのキャッシュフローの増加とファイナンス面の利益が見込まれると思われます。

これでアリババが提供するECサービスは、下記のように法人向け、個人向けとも、全てアリペイ(支付宝)でカバーできることになりました。

BtoB:アリババ(阿里巴巴1688.com)
BtoC:タオバオモール(淘宝商城)
CtoC:タオバオワン(淘宝網)

もはやアリババグループは、インターネットの中華圏においてはアリペイ(支付宝)という通貨を発行している金融業者と同じですね。

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